到津の森公園

獣医さんのお仕事 動物のからだ 公園だより

ゾウの傷
2003年1月15日
到津の森公園で一番の人気者といえば?もちろんゾウです。 2頭のメスのセイロンゾウ、「サリー」と「ラン」の見分け方は簡単、左のほほに大きな「こぶ」がある方がランです。 以前、側頭腺という部分...
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検疫クリアすれば仲間入り
2003年1月15日
11日、3種類14羽のトキの仲間がやってきました。 バードケージにはすでに同じ仲間がいて、繁殖のために他園よりお借りしたものです。 けれどもすぐにそこには入れず、まずは別の獣舎で「検疫...
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風邪を引くと大変
2003年1月15日
「今年も健康でね。」 元日の巡回では、動物たちに好きな餌をあげながら年始のあいさつをしました。 年もあけ雪も積もった到津の森公園。 寒さが一段と厳しくなりました。風邪も流行っています...
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ライオンの関節炎
2003年1月15日
獣医は小児科医と似ているといわれます。 人間の赤ちゃんと同様、動物はどこが痛いのかは言えません、こちらのすることを理解してくれず、抵抗します。でも、動物園の獣医業はもっとやっかい、触ることす...
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雨が降るとすぐにびっしょり
2002年12月 9日
「明日も雨みたい、移動しよっか?」 一雨ごとに寒くなる時期、雨が続くと雨宿りのために移動する動物がいます。バードケージに100羽近い群れで飼育しているクロエリセイタカシギのうちの赤い足輪、緑...
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おやつはあげないで!
2002年11月12日
行楽シーズン到来。到津の森公園は毎日遠足の子供たちでにぎわっています。 ある夕方、マンドリルの担当者から連絡がありました。どうやら「アン」の右腕が動かないようです。檻越しに診察するとちょ...
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動物たちへの薬の飲ませ方
2002年11月12日
先週のことです。フランソワルトンのオス「コータ」が下痢をしました。飲み薬をきちんと飲んだおかげで翌日には元気になりました。 人は「良薬口に苦し」と、我慢して飲みますが、自然界では苦味=毒...
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リーの戦歴
2002年11月12日
吹く風も涼しく、到津の森公園も秋を迎えました。 見回りをしていると携帯電話が鳴りました。ワオキツネザルの担当者からです。「リーの指先から出血しています、噛まれたようです。」駆けつけると右...
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怖い見えない敵!
2002年10月 9日
獣舎の管理通路の入り口には消毒液の入った浅いコンテナが置いてあります。飼育員はここで靴を消毒して獣舎を出入りします。 なぜって?動物たちに他からの動物の病気がうつらないように、また他へうつさ...
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キックの割れた嘴(くちばし)
2002年10月 9日
「雨、降らないなぁ。」 つい先日まで雨の降る日を待ちわびていました。 「キック」の嘴をそろそろ切らなくてはいけないからです。 オウムの仲間のキバタン「キック」は生まれつき下の嘴が縦に...
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