到津の森公園

園長あいさつ

到津の森公園 園長 岩野俊郎

●プロフィール
1948年生まれ。1972年、日本獣医畜産大学獣医学科卒業。73年に西日本鉄道株式会社到津遊園に入社し、97年に同園長に就任。2000年の同園閉園後、01年に北九州市都市整備公社職員となり、02年より園長を勤める。
著書『戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語』(中央公論新社、2006年、小菅正夫・島泰三との共著)

近年になり、動物園の役割が大きく変わろうとしています。

それは野生動物の減少のみならず、私たちを取り巻く自然環境の減少でしょう。もし動物園が未だ珍しい動物を展示するという場にこだわるのであるのならば、早晩その役目を終えるかもしれません。

新しい動物園とは何かという問いに答えねばなりません。

一つには地域に密着した自然環境教育施設でしょう。教育といえば固いイメージがあるかもしれません。失いつつある私たちの自然環境を見直すための施設と言い換えればいいでしょうか。その情報を発信しなくてはなりません。

また一つには地域と共に生きる施設ということも大切です。ただ刹那の喜びではなく人の生に深く関与できる施設。旧到津遊園時代から現在まで長きにわたり開催されている林間学園はまさにそういった存在だったでしょう。これからもそういった機能をもっと充実し、到津の森公園は北九州市民になくてはならない施設として生き続けなくてはなりません。

北九州市という地はほかにありません。ただ一つの地の利を活かし、日本でただ一つの動物園・公園を市民とともに目指さなくてはなりません。

到津の森公園は四季の美しさ、土、樹、風を肌で感じることのできる動物園でありたいと思っています。

当園長への講演依頼について

当園をより深く知っていただくために、園長がみなさまのもとへお話にうかがいます。

申込期限: 講演予定日の1ヶ月前まで
申 込 先 :到津の森公園 事業管理係
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