到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

マリア通信(第1号)
 9月14日にマリア(メス、1才)が到津の森公園にやって来てほぼ1ヶ月が経ちました。
 初日は慣らすためにずっと寝室に中に入れていましたが、2日目からは天候を見ながら数時間づつ屋外の通路に出しています。まだ新しい環境に慣れていないため、側を飼育員が通ったり、声がするとビクッとするので、マリアの部屋の側を通るときにはゆっくり歩いたり、大きな音を立てないよう注意しています。
 キリンの寝室は3部屋あり、両端の部屋にマサカズ(オス、16才)とマリアを入れていますが、マサカズはマリアがとても気になるようで寝室の中ではいつもマリアの方をのぞいています。パドックに出しても寝室内のマリアが気になるのか出入り口とパドックを行ったり来たり、日光浴でマリアが通路に出ているときには出入り口の側を離れないので、お客様からは「キリンが出て来ない!」と言われています。
 母親と離れ、1頭だけになってしまってさびしいマリアもマサカズが見えると落ち着くようで、マサカズがパドックに出ている昼間はジッとしていることが多いのですが、夕方、マサカズが寝室に戻ってくると動きが活発になり、エサを食べるようになります。
 このまま慣れさせてから次のステップに進みますので、マリア公開(来年3月予定)までしばらくお待ちください。
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