ワオキツネザルのフリルの赤ちゃん

生まれて１ヶ月。無事にここまで成長しています

最近は、お母さんから離れてピョンピョン

カエルとびの姿も見られるように

いや～、よかったよかった

と、いってもまだまだ安心はできませんが･･･

？　　？　　？　　？

無事に？まだまだ安心できない？？

実は、お母さんのフリルは

出産前に少し体調を崩してしまい

出産は無事にしたものの

へその緒を切ることもできず

そして、何より問題だったのが･･･

到津の森公園では、赤ちゃんの健康状態、成長を確認するために、

出産した日（か、次の日）から週に一回、親から話して体重測定などを行っていきますが、

今回、赤ちゃんは元気がいいものの

フリルの体調不良があったので心配で、

出産した日、そして、次の日も体重測定を･･･

まさかというのか、案の定というのか、

赤ちゃんの体重は激減

８７ｇ⇒７７ｇ

お母さんのフリルを捕まえ、母乳を確認したところ･･･

母乳がまったくでなくなっていたのです（出産前の確認では、出ていたのですが）

母乳がでないからには、何らかの形で赤ちゃんにミルクを飲ませないといけないのですが、

このような場合、人工哺育（親から離して、ヒトがお世話すること）への

切り替えを行うこともあるのですが、

今回は、赤ちゃんはしっかりと乳首に吸い付き

お母さんも母乳は出ないもののしっかりお世話しているので

母子の関係はこわしたくないし、

フリルも体調が戻れば、母乳もでるようになるかもしれないと思い、

普段はお母さんに抱いてもらい

定期的にミルクを与える

方法で育てることになったんです。

普通に母乳を飲んでいる赤ちゃんに比べると

体重は、

生後23日齢時の比較では

フリルの赤ちゃん：１４７g

キキの赤ちゃん　：２００ｇ

２/３ほどしかなく、ほっそりとしてますが

元気にすくすく成長中で～す!!

先日から食べ物にも興味を示すようになってきましたよ

＊フリルですが、体調もよくなり母乳も少しでるようになりました。