到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

日常⑪プレーリードッグ「うめ」のこと

みなさまこんにちは。

 

涼しくなるとお腹がすきます、、、delicious

ニホンザル、キバタン、コバタン、プレーリードッグ、担当大山です。

 

 

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運動場でくつろぐプレーリードッグたち

 

今回お話するのは、プレーリードッグ「うめ」のこと。

少しのんびりお話します。

 

 

2020年生まれ4兄弟のドレッシングシリーズ

「うめ」「ごま」「たま」「シーザー」のうち、

少し小柄でのんびりな「うめ」

 

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トウモロコシを食べるうめ

そんな「うめ」に、今年の3月‘不正咬合’という

歯並びや嚙み合わせの異常が見つかりました。

 

‘不正咬合’とは

齧歯目(ネズミの仲間)に多くみられ、

上下の歯がうまくかみ合わなくなってしまう状態です。

 

齧歯目の切歯(前歯)は生涯伸び続けるため、

硬いものをかじることによって削っています。

‘不正咬合’になってしまうと、うまく上下の歯が削れず部分的に伸びてしまいます。

 

⑩切歯カット1回目.jpeg

伸びた切歯(向かって左下だけいびつに伸びています)

悪化するとごはんを食べることができなくなり、

最悪命にかかわる重大な問題です。

 

 

うめの場合は下顎の右側だけが伸びてしまい、

食べづらくなったのか数日で急激に体重が落ちました。

 

そのため、不正咬合が発覚してからは3週間に1回

麻酔をかけて、切歯(前歯)をカットしていました。

 

 

うめの場合、カットして長さを調節すれば、食欲は全開。

問題なく食べられるようになっていましたapple

 

 

しかし、3月末ごろのこと。

朝いつものようにプレーリーたちに挨拶をしに行くと、

うめの顔が、見たこともないくらいパンパンに腫れていました。

 

⑩下顎腫れ1回目.jpeg

下顎がパンパンに腫れてしまったうめ

歯の根元が炎症を起こしてしまい、膿がたまっていました。

 

この日から、

穴をあけて膿が全てなくなるまで洗って外に出す治療の日々。

⑩うめ下顎横から.jpeg

麻酔をかけて腫れた部分を確認

首元に穴をあけるため土から別の病気に感染する可能性もあり、

この治療中はうめだけ運動場にも出られませんでした。

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患部を洗浄中のうめ

毎日痛い治療を頑張ること約1週間

なんとか外に出られるようになりました。

 

 

そこからは繰り返さないよう薬で炎症を抑え、

しばらくの間落ち着いていました。

 

 

ところが7月ごろからまた腫れがみられるように。

⑩下顎腫れ1回目横から.jpeg

7月また下顎が腫れてしまったうめ

腫れるたび、同じように膿を出す治療。お外にも出られない日々。

 

 

免疫力が低下するとこの部分が腫れて膿がたまってしまう。

不正咬合に加え、‘根尖膿瘍’という病気も発症してしまいました。

 

さらに、歯根がぐらついているせいか膿が口腔内に入ってしまい、

治療も一苦労。

 

いちばんたいへんなのはうめ自身だね。ごめんね。

 

げっ歯類の根尖膿瘍は根治(原因を完全に取り除くこと)が難しい病気です。

 

炎症部分に体力を使ってしまうせいか、

運動場でも丸まって眠る時間が増えてきたうめ。

1頭だけ換毛も遅く、少しボサボサして見えます。

 

ボサボサうめ.jpeg

換毛の遅めなうめ

今後は、薬の服用と免疫力向上で

できるだけ炎症をおこさない(治療しなくていい)ようにしていきます。

 

 

治療を頑張るうめの見守りをよろしくお願いいたしますchick

 

 

 

 

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