到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

ライオンの「リアン」について

昨年の12月に仲間入りした、オスライオンの「リアン」。

いたって元気に過ごしてはいるのですが、なかなかみなさんにご覧いただけず、ご心配の声もいただいています。

本来ならば、メスのライと一緒に運動場でのびのびと過ごしている頃…なのですが、リアンの性格を考慮して、運動場に出る練習を、一度ペースダウンさせています。

実はリアン、ライオンとしては珍しく、とっても怖がりで、とっても周囲の環境に敏感な性格です。そのため、運動場で過ごす練習を進めることがなかなかできず、まだ皆さんにご覧いただくことができていません。

長年ライオンの世話をしている飼育担当者から見ても、「ここまで周りを気にするライオンは見たことないね…」というほど。

 

来園当初は、環境の変化の影響なのか、エサを残すこともありました。0863F179-B840-4600-840B-F80B8A615EEF.jpg

(来園して2か月、こちらを気にするリアン)

飼育員が金網越しに少し近づくだけで、サッと立ち上がって遠ざかることもしばしば。しばらく観察を続けているうちに、私たちが今までに世話したことのないタイプのライオンだな…ということが分かってきました。

そこで、飼育担当者の間で何度も話し合いを行い、「リアンの性格に合わせて、ゆっくりとしたペースで、運動場や周囲の環境に慣れてもらおう」ということになりました。

 

リアンの様子を心配してくださっているみなさま、リアンに会うのを楽しみに待ってくださっているみなさま、お知らせが遅くなってしまい、申し訳ありません。

今では、来園当初にくらべてたてがみも立派になり、日に日に精悍な顔つきになっています。

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少しずつ環境にも慣れてくれていて、最近では、飼育員が近づいてもリラックスした表情を見せてくれることも増えてきました。

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飼育員に向かって「ガオッ!」と短く吠えることも増えてきました。ゆっくり、一歩ずつではありますが、ほんの少し、心を開いてくれてきたのかな…?と感じています。(来園してすぐは吠えることもなかったので、ライオンに吠えられて嬉しいと思ったのははじめてです…)

 

これからも、リアンのペースに合わせてゆっくりではありますが、少しずつ、無理をせず、運動場でライと一緒にのんびりと過ごせる日々に向けて、歩んでいきます。

すぐにお目にはかかれないかもしれませんが、リアンが運動場でリラックスできる日まで、どうぞ温かく見守っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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ライオン担当者一同

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