到津の森公園

名誉園長の部屋 公園だより

ミモザと愛

3月8日は国際女性デーです。

 

1904年、ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモをしたのが、この3月8日です。その後、1917年のこの日に、ロシアの二月革命は帝政を崩壊に追い込みます。この中心になったのも女性労働者でした。

 

1975年、国連はこの日を「国際女性デー」と定めました。

 

「ミモザの日」というのも日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では有名です。それが女性に感謝するこの「3月8日」です。ミモザの花を家に飾ったり、男性が女性へ感謝の意を込めてプレゼントをするそうです。日本の男性は女性に花を贈るというのがちょっと気恥ずかしく、ためらうのは私だけでしょうか。

 

到津の森公園は、2002年に開園してから、たくさんのミモザを植え、現在、園内には100本近いミモザがあります。ミモザというのはギンヨウアカシア(あるいはフサアカシア)の俗名なのですが、このギンヨウアカシア(ミモザ)は、樹木の成長以上に葉が茂り、花も多く、風や雨に弱いという弱点があります。そのために大きくなっても支柱が必要な場合もあります。女性を支える男性のように(この落としどころがちょっといいでしょ)。

 

そこで、提案です。女性に愛を伝えたいけど、ちょっと内気なあなた、彼女と二人で到津の森公園へ訪れませんか。ミモザの花の下の彼女はきっとミモザ以上に素晴らしいと思います。今まで言えなかったことも言えるかも。

 

幸せな二人を祝福して3月8日「ミモザの日」は、あなたのためにあります。

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