到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

アライグマ個体紹介「カコ」
アライグマの運動場には、池があります。池には水がためてあり、アライグマ達がエサや物を水中でゴシゴシするので、毎日水のいれかえをしています。池のせんをぬき排水して、ホースできれいな水に入れ替えていると、チョコチョコと近付いてくるアライグマがいます。到津アライグマで一番小柄なカコちゃんです。カコは、あまり人になついていず、掃除しているときはだいたい遠くにいるのですが、池の水かえの時だけはちがいます。水が出ているホースの先をガシッとくわえたり、水の流れを両前足でコチョコチョさわったり。野生でのアライグマは、水辺でカニやカエルを両前足でつかまえるそうです。水のいきおいでホースが生き物のように動いているのが、カコの野生のココロに火をつけたのでしょうか?ほかのアライグマ達も池の水かえタイムは大好きなようで、昼寝をしていても起きだし、池にはいったり、水を飲んだりしてきれいな水を楽しみます。時にはカコとホースの取り合いになることも。池の水かえは、暑い時や水が汚れたときなどに行います。昼過ぎにアライグマ舎からミドリ色のホースを抱えたスタッフが出てきたら、池の水かえかもしれません。そんな時はカコちゃんに注目!一番小柄で目がクリクリしていて、シッポの毛がないアライグマがカコです。かわいいしぐさに野生のアライグマを想像してみてください。写真は、左がカコで右がミクです。
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