今日はこの鳥のお話。

去年６月に多摩動物園からやってきたワライカワセミ。

名前はファボス。おとこのこ。

オーストラリアに住むワライカワセミは

カワセミの仲間の中でも一番体の大きなカワセミです。

その大きな体を維持していくために

食べているものも高カロリー。

日本のカワセミは主に魚を食べるけど

ネズミ、ヘビ、トカゲ、カエル、昆虫、ときどき魚...

いろんなものを食べます。

到津の森公園でも、野生で食べているようなものを

食べさせてあげるようにしています。

なので、こんなものも...

虫。なんの虫か分かりますか？

トカゲやカメレオンを家で飼育している方たちは

ご存知かもしれませんね。

「デュビア」という名前の虫です。

英名は「アルゼンチンフォレストローチ」

アルゼンチン＝アルゼンチン

フォレスト＝森

ローチ＝ゴキブリ

アルゼンチンの森のゴキブリ。

そうなんです。実はゴキブリなんです。

ゴキブリと聞くと不潔なイメージがわきますが

森林性のゴキブリでベジタリアン。

きれいな(？)ゴキブリです。

そんなデュビアをバットに入れて置いてあげると...

まずは１匹をくわえて喜びのおたけび。

「キャ～キャッキャッキャキャ～」

それからは下に降りてきて夢中で食べていました。 

パリパリパリパリパリパリパリ...

...あっという間に空っぽになりました。

時間や日にちを決めてあげているわけではないので

いつも見られるとは限りませんが

是非、ワライカワセミの

パリパリタイムを見に来てくださいね！