動物たちのおはなし 公園だより
動物たちの「たべもの」①
2025年11月 6日
こんにちは
突然ですが皆様、
到津の森公園の動物たちが普段どんなものを食べて暮らしているか、
ご存知でしょうか?
当園で「飼料」として購入しているものは、
主に
①野菜や果物
②乾草(乾かした牧草)
③生の青草(自分たちで採集しに行ったりもしています)
④固形飼料(ドッグフードのような動物専用のフード)
⑤穀類や種子類
⑥肉や魚など動物性のもの
などなど。
また、購入しているものに限らず、園内の植物も動物たちの大切な「たべもの」です。
飼育員は、動物たちのより健康で豊かな暮らしを考え、
これらを組み合わせて与えています。
例えば、こちらの動物

↑オグロプレーリードッグ
プレーリードッグの「たべもの」と、その理由(一部)をご紹介します。
①イネ科の植物、青草


→野生下ではイネ科の植物を主食としているため
②イネ科の牧草、乾草


→食べるだけでなく、巣穴に持ち帰って巣の材料にするため
③枝や葉


→生涯伸び続ける歯を、かじって削ってもらうため
④いろいろな種類の野草


→様々な種類の野草を食べてもらうため
⑤ペレットや野菜


→体重測定や治療などに協力してくれたお礼(ご褒美)として
などなど、、、、これらはごく一部の理由ですが、
このようなことを考えながら動物たちの「たべもの」を決めています。
皆様も、ぜひ動物たちが何を食べているのか、
じっくり観察してみてください。
この動物はこんなものも食べるのか!
など
意外な発見に出会えるかもしれません

