到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

雪の森

snow1月8日から降り始めた雪は、

約4年ぶりに北九州を白く染め上げましたsnow

久しぶりの積雪にテンションupした飼育員ですhappy02

 

1月9日(土)の園内の様子をお伝えしますねsign01

といっても、飼育動物ではなく、

園内を利用している野生動物たちの痕跡を

さがしに行ってみましたeye

 

姿見の池周辺の様子eye

20210112-001雪

3㎝~深いところで5㎝程積もっていました。

 

池での痕跡を探していると、

ハクセキレイがエサをさがして歩いてまわっていたり~chick

 

その奥の水が流れているところでは、

ヒヨドリとキジバトが水を飲んでいました。

20210112-002ゆき

水を飲むヒヨドリ

 

普段はペアで行動していることが多いキジバトですが、

この日は8羽ぐらいで群れて水を飲みに来ていました。

警戒心が強まっていたのか写真を撮る前に

飛び去ってしまいましたsweat01

 

それから、郷土の森の方へ進んでいくと畑があります。

ここでは、ハシボソガラスが雪の中から

せっせsweat01と何か取り出して食べています。

20210112-003雪

20210112-004ゆき

 

ドングリでしょうか?もしかしたら、

冬に備えて蓄えていた(貯食といいます)のかもしれませんねgood

 

森の中に進んでいくと、

いつもはよく聞こえる鳥たちの声は聞こえず

シーンとしていました。

 

が、よくさがして見ると

ヤマガラが枝に止まっていたり、

シロハラが藪から顔を出していたりと

みんな元気に過ごしているようですconfident

 

他には、「ジャッジャッ」とウグイスや、

「キョッ キョッ キョッ」とアオゲラの鳴き声が

聞こえてきたり…confident

 

 

そして、こんな素敵な痕跡もありましたnote

20210112-005雪

鳥の足跡ですhappy01(大きさや、環境からシロハラかと思われます)

標準的な鳥の足は三前趾足(さんぜんしそく)と言って、

前に3本、後ろに1本の指がありますが、

その特徴がよくわかりますねsign01

 

ほかにも、ネコやタヌキ、アナグマ?

といった哺乳類の足跡も見られましたよhappy01

 

こちらは、ビオトープに水を飲みに来たのでしょうか?

20210112-005雪

タヌキと思われる足跡。

水場から折り返しているのがよくわかりますねhappy01

 

サル山の前では、たくさんのスズメがchick

雪の上に落ちたエサを食べに来て、

こちらもかわいい足跡を残していましたhappy02

20210112-0012026雪

雪の上でエサをさがすスズメたち

20210112-007雪

スズメの足跡

 

 

ということで、

北九州では珍しい雪の森の様子をお伝えしましたwink

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