前回のお話はこちらから。3月からはバックヤードに仮設止まり木を移動させ、トレーニングを続けました。

↑右下。やはり、段ボール破壊がお気に入りのリー。

ちなみに、左下にあるのは豆苗。食べてもよし、引っこ抜いて遊ぶもよしの優れものです。

将来的に外に出す際は、オウムたちがカラスなどに襲われてしまわないように止り木の周囲にネット設置を検討していました。そのため、ネットに対して驚かないか、ネットを壊して出てしまわないかを確認するために仮設置。

3羽ともネットに興味を示さず、怖がりもしない！という点は良かったのですが…

ココは囲いの縁に器用に止まってしまうことが判明しました。

ネットに体当たりするなどはないため、ネットの付け方を工夫する必要性がわかりました。また、リーは止り木周囲の遊ぶ場所に変化がなく飽きてしまうと器用に窓の枠に上ることができることも判明（窓は安全のために閉めています）。

止まり木と壁の距離をどのくらいにするかの参考になります。

このようにひとつひとつ、オウムたちの反応を確認しながら、作った設計図を基に現在着々と新しい止り木環境が整いつつあります！！

広さはこのくらい！

狙ったわけではありませんが、人のソーシャルディスタンスもばっちり確保できる広さです（笑）

この環境で皆さまにオウムたちを観察して貰うために、スタッフもオウムたちもまだまだ試練が続きます。この続きはまた次回に。

二井