到津の森公園

獣医さんのお仕事 公園だより

獣医だより-41-プレーリードッグ おじいちゃんズ②

前回、プレーリードッグの“ごぼう”の病気についてお話しました。

その後の6月3日、ご飯を食べながら寝てしまうなど嗜眠傾向がみられ、体温も低くなっていきました。保温など”ごぼう”が負担にならないケアをしましたが、4日の朝、仲間たちと一緒にギュッと体を寄せあった状態のまま、永眠していました。

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「ごぼう、最後までよくがんばったね。本当にありがとう。」

皆さまも応援してくださり、ありがとうございました。

 

今日は、もう一頭のおじいちゃん”レタス”のお話をしたいと思います。

”レタス”は2022年7月13日にご飯を食べているときにむせてしまい、誤嚥してしまいました。

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鼻からペレットが出てしまった”レタス”

すぐに病院へ連れていき処置をし、何とか落ち着きはしましたが、肺にごはんが少しでも入ってしまっていると、誤嚥性肺炎を起こしてしまう可能性がありました。念のため、背中の皮膚への抗生剤注射とネブライジングを3日間続けました。徐々に回復し、3日目には動きもよくなり、「肺炎にならずよかった」と安心していたのですが。。。

10日後、

レタスの背中の皮膚に異変が…

注射薬は他のプレーリードッグにもよく使用する薬だったのですが、レタスには合わなかったようで、皮膚が薬に負けてしまい薬疹ができてしまいました。

通常、このくらいであれば負けてしまった皮膚が自然に落ち、新しい皮膚が再生します。しかし、おせっかいな若い個体(特に”こんぶ”!!)が、

「何かついてるよ!」とガジガジ…。

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と何度もするため、かじられた所から細菌感染を起こしてしまいました。

この続きは次回に…

 

 

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