いよいよ今月19日から、秋の企画展が始まります。
これは今年の春から飼育員スタッフと準備してきたものです。
身近にいる小さな生き物の命の輝きがに気付いてもらえたら、ということで｢みつける秋｣と題して取り組みました。

しかし、動物のことは知っていても、企画展の担当としては素人の集まり。効果的な展示方法に展示動物の選定や収集、予算取りや広報活動、そして関連イベントなどなど初めてのことばかり。
まずは役割分担です。ひとつはメインの展示となる秋の鳴く虫たちの収集と飼育、もうひとつは展示施設の作成、そして私はその他の雑用、予算やイベント、広報の調整などを行いました。

展示動物のほとんどは秋の夜長に鳴く、コウロギやキリギリスなどの昆虫です。
実は私、カエルやヘビならまだしも昆虫はどちらかといえば苦手。なのに、図書館で昆虫の本を借りては読み、他施設の昆虫関連イベントに参加し、虫の音に耳をそばだてるまでに・・・。

昆虫の世界ってこんなに面白いんだ。気付けば私自身が楽しんでいました。
ぜひ皆さんにも同じ楽しさを知ってもらえたら。次はその展示内容などをご紹介します。ぜひお楽しみに。